すべてを決める連鎖
ビルドは6つの決定の連鎖で、前の環が次を狭めます。クラスが握れる武器系統を決め、握った武器が装備できるスキルを決める。タレントの枝も同じ武器に紐づき、増えるダメージはその武器を握る間しか乗りません。装備がスロットを、挿したジェムが接辞の大半を供給し、キュー前に酒屋で飲む酒がその出撃かぎりの接辞を数枠足します。
順番が要るのは、多くの人が逆から組むからです。強いジェムを拾い、挿すために高い装備を買い、その接辞が支えるスキルを武器が装備できないと後で気づく。振っていない枝が前提だった、という形も。警告は出ず、盾を持たないキャラクターにもガードを支えるジェムは挿さります。
実務的には、武器を決め、連打する3つか4つの行動を決め、その枝へポイントを置き、その行動に触れる接辞を買い、レアリティは最後。連鎖を一画面に載せられれば、死後ではなく出撃前に検算できます。
クラスが渡すのは武器の一覧
6クラスの性格はほぼ持てる武器系統で決まります。傭兵はソード&シールドかスレッジハンマー、魔法使いは杖、ブラックアローは弓、シャドーアウルはダガーかデュアルソード、預言者は霊媒かモーニングスター、ウィザーナイトは両手剣かランス&シールド。うち2つは1本だけ。ストアの文面とは別に、魔法使いとブラックアローは1系統で出荷され、2本目は発表済みで未実装です。
レベル1の公開基礎値はほぼ横並びで、攻撃力100、防御力50、最大HP618、最大受身値120。差はごく狭く、クリティカルダメージは魔法使い40%、傭兵・シャドーアウル・預言者・ウィザーナイト35%、ブラックアロー25%。最大回避値は傭兵・シャドーアウル・ウィザーナイト・冒涜の預言者が350、魔法使い・ブラックアロー・戒律の預言者が250。預言者だけスタミナバーが出ません。
「どのクラスが最強か」への正直な答えは、クラスは数字のごく一部だ、です。渡されるのは武器の一覧で、そこからスキルとタレント枝が決まる。決める前にクラスデータベースで比べてください。クラス変更はメニュー操作ではなくキャンプの手順です。
スキルを持っているのは武器
装備できるスキルはクラスではなく武器系統に属します。10系統で79種類、配分は偏り、杖22、霊媒13、モーニングスター9、弓7、ランス&シールド6、スレッジハンマー・ダガー・デュアルソード・両手剣が各5、ソード&シールドが4。毒鴉ビーコンと鴉嵐だけがダガーとデュアルソードで共有されます。
別枠で、17の武器テクニックはスキル枠を使いません。貫通、パワーハンマー、スマイトハンマー、ファングアタック、霊力オーブ、潜行、元素親和、星塵エネルギー、ルーン設置、重ね刃の強斬など、武器に最初から付く無料の能力で、解放が浅くても武器が完成して見える理由です。詠唱を伴うスキルもあり、氷晶弾、風の術、洞察の目、影身の術、索敵の嗅覚、回復ルーン、回復術、霊力シールド、死の命令が該当。詠唱を生き延びる手段がないビルドでは、その枠は実質空です。
解放はクラスごとに違う階段で進み、レベル3の魔法使いはスターダストトルネードをまだ持てません。その解放の階段は武器がスキルを決める仕組みに。
8点しかないタレントと、武器の規則
タレント画面は84ツリー、241の選択可能ノードで巨大に見えますが、予算は8点です。レベル上限は12、ポイントが入るのは2、3、5、6、8、9、11、12で、1、4、7、10は空。現行のノードはすべて1ランクなので、重ねて伸ばせません。
混乱の大半を片付ける規則は開発チームの言葉です。武器専用のスキルとタレントによるダメージ増加は、対応する武器を握る間だけ効く。傭兵が4点をハンマーの枝に置いてソードで開幕すれば、半分のビルドで戦っています。さらに13の排他選択が乗り、ウィザーナイトの三択は「1回の出撃で2本とも運用できるか」に答えを出します。
タレントもスキルも出撃の合間なら無料で組み替えられます。技術はツリーの暗記ではなく、今日握る武器に効く8ノードを選び切ること。タレントプランナーを開き、内訳はタレントと武器分岐へ。
接辞は運ではなくジェムから来る
装備に最初から載る接辞はわずかで、残りは自分で挿したジェムが供給します。同じ防具の2人で性能が違うのはこのため。ジェムはメノウ、アメシスト、ムーンストーン、ペリドットの4系統、各78個で計312個。Lv.1は接辞を1つ、Lv.2は2つ持ち、Lv.2の一式は各系統の12接辞から作れる組み合わせを網羅します。
スロットにも種類があります。系統ごとのLv.1が4種、Lv.2が4種、何でも入る汎用が2種。種類付きは自分の系統しか受け付けず、階層の規則は一方通行。Lv.1のジェムはLv.2のスロットに入りますが、Lv.2のジェムはLv.1のスロットに絶対入りません。「なぜ挿さらないのか」の大半はこの非対称です。
接辞効果は44種類あり、クラスごとの推奨接辞も公開されています。傭兵なら不屈、堅忍、鉄壁、闘志。預言者なら造物、巧言、祝福、根気。絞り込みは接辞ジェムマトリクス、規則そのものは接辞ジェムとスロットの規則が扱います。
レアリティは額縁であって絵ではない
レアリティは破損、コモン、アンコモン、レア、エピック、レジェンダリー、神聖、クロマの8段階。現行ビルドにクロマの装備は1点もなく、神聖は13点すべてが武器です。装備は全部で259点で、多くは中間帯に集まり、アンコモン、レア、エピック、レジェンダリーが各48点。
武器にも防具にも強化の仕組みはなく、分解もありません。良くする手は挿す物を変えるか買い替えるかの2つだけ。「ジェムを入れたアンコモンは空のレアに勝つ」が繰り返されるのは、接辞の住所から出る結論だから。レアリティは基礎値とスロット版の質には効きますが、額縁であって絵ではありません。
一覧は装備データベースへ。歴戦の兜は素の版、接辞が固定で載った版、スロット付きの版が同じ名前で並びます。買う順番はレアリティと買い替えの順番に。
酒は最後の層で、その出撃で切れる
凱旋の酒はマップに入る前に酒屋で飲み、その出撃でだけ効きます。4種類とも酒屋のレベルで解放。凡人の飲物は接辞スロット2つで費用ゼロ、勇者の酒は4つで麦芽とホップ、戦魂の血は6つ、神々の酒は8つ。凡人の飲物と勇者の酒は同じ接辞を1つずつしか入れられず、戦魂の血と神々の酒は2つまで許します。
このスロットはおまけではなくビルドの一部です。接辞構成のうち1回のレイドのためだけに変えられるのはここだけで、ボス戦の前は守りへ、素材周回では小回りへ寄せられる。倍率は公開されていないので、他所の数字ではなくスロット数と重複制限で計画してください。
習慣は一つ、毎回必ず何か飲むこと。無料の段階は文字どおり無料で、飛ばす人はたいてい検討の末ではなく酒屋を忘れています。凱旋の酒に解放レベルと必要素材が並びます。
ビルドが壊れる場所
最も多い失敗は自分自身と矛盾したビルドです。タレントは片方の武器の枝、ジェムはもう片方、スキルは3つ目の戦い方、酒は適当。単体では妥当に見えて、合わせると強い行動が一つもないキャラクターになる。「この武器を握り、この3つのスキルを押し、タレントと接辞がその3つを良くする」と一文で読み上げれば露見します。
2つ目は、考える前に金を使うこと。ジェムもレジェンダリーも高く、返金はありません。武器とスキルと8点を先に確定させる。ここは無料で、出撃のたびにやり直せます。装備は、埋められると分かっているスロットから順に。
連鎖の全体を一箇所で組むならロードアウトシミュレーター。組んだら、どこまでをレイドで失えるかを決めます。その値踏みは失っても平気な装備の組み方が扱います。